スタッフインタビュー

取引先様価値の創造

取引先様は、私たちにとって欠かすことのできないパートナーです。「売っていただく」「買っていただく」「ご協力いただく」という感謝の精神を忘れることなく、取引先様と対等な立場で志を一つにして、ともに伸びていくという姿勢を貫いていきます。

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気持ちと目線を合わせて一緒にモノづくりをさせていただくことで、パタンナーという立場から、取引先様の価値やお客様満足を向上させていきたいと思っています。

第二事業本部生産物流部技術課
木島 あゆみ

パタンナーという技術職で5年目の私は、まだまだ未熟で、先輩や工場の方々に教えていただくこともたくさんあります。これからはますます着心地の良い服などが求められてくる中で、パターンの果たす役割も大きくなると思います。取引先様と一緒に同じ方向を見て、目線や気持ちを合わせたモノづくりをさせていただくことが、いいモノづくりにつながると信じています。そして、それがヒット商品につながり、お互いの成長に貢献していけたらと思っています。

ユナイテッドアローズ社に入社した経緯と、入社後の研修などで感じたことを教えてください。

もともと洋服が好きで、自分で手を動かしてモノをつくることに楽しさを感じていました。パタンナーの職業を初めて知ったときにも、直感的に「カッコイイ!」と感じて、パタンナーになることを志して専門学校に通いました。就活を通じていろいろな会社を見せていただきましたが、ユナイテッドアローズ社はお客様に対してとても正直で、丁寧な姿勢を感じました。技術職向けの説明会がなくて販売職の説明会に参加したのですが、きっとモノづくりの方面でも通じるものがあると思い、2016年に入社しました。最初の配属は、商品戦略本部の生産支援部技術課(当時)というところだったのですが、技術職なので1年間、1対1で研修していただき、アイテム群を網羅する形でパターンと縫製技術を学ばせていただきました。これは他社にはない手厚い教育で、学生時代の同級生にもすごくうらやましがられましたし、モノづくりに対する思い入れの強さを再認識しました。取引先の方々のご協力で工場でも研修させていただいたのですが、自分や社内にいるだけではわからなかったことに気づけ、視野が広がり、柔軟性を持つことで良い仕事につなげられることを学ばせていただきました。

担当業務について教えてください。

5年目の今春から、第二事業本部生産物流部技術課に異動しユナイテッドアローズ グリーンレーベル リラクシングのウィメンズの担当になりました。デザイナーから上がってきた絵型に基づいて、パターンを引いて、トワルを組んで、サンプルを作ります。本当に細かいところまで確認や修正を重ね、商品化が決定したものに対して、量産に向けてパターンと仕様書を作成する、というのが一連の流れになっています。私はまだまだ未熟なので、その都度、先輩方に相談や確認をして取り組んでいるところです。取引先様に教えていただくこともたくさんあり、感謝しています。

取引先様とのやりとりで意識していることはありますか。

いいモノを一緒に作らせていただいているという意識を常に持っています。そのためには、私たちからの一方通行にならないように、取引先様の意見や考えをしっかりとお聞きし、偏らず、いろいろな角度からものを見るようにしています。いいモノを作るには、技術だけでなく、気持ちの部分も大きいものです。あるスカートがどうしてもイメージ通りにできなかったのですが、工場の方がとても積極的に真摯に取り組んで、いろいろな提案やアドバイスをしてくださり「あ、こうすればよかったんだ」という気付きを得て、無事に形にできたことがあります。取引先様と気持ちや目線が合うことで、いいモノが作れるのだと日々実感しています。海外生産も多く、言語のハードルもありますが、メールや文字でなるべくわかりやすく説明したり、仕様書に使う用語を統一したりもしています。中には実際の見本や部分縫いしたものをお送りし、直接見ていただいたりもしますし、自分たちが作りたいものを伝える努力もしていきたいと思っています。工場の方々や付属屋さんなど、取引先様は私にとっても会社としても欠かせないパートナーです。これからも一緒にヒット商品を作って、一緒に成長できたらいいなと思っています。

取引先様との間に問題が発生した際はどのように対処していますか。

極力問題が起きないように努力していますが、モノづくりをしているうえで、大なり小なり問題は発生してしまうものです。その際には、当たり前ですが、優先順位を高くして問題の解決に取り組んでいくことと、誠実に対応していくことを心がけています。先輩方にも相談しつつ、お客様にどうしたら納得してご満足していただけるかを一番に考えて、取引先様と一緒に着地点を模索していくようにしています。幸いなことに、私はまだ大きなミスをしたことはありませんが、ファスナーの寸法を間違えてしまったことがありました。量産に入る前に気付けて良かったのですが、これが縫い上がってしまっていたら大事件になっていました。確認を怠らず、一つひとつのアイテムを心を込めて作っていきたいと再認識しました。

今後、取引先様価値の向上に向けて心がけていきたいことを教えてください。

取引先様の価値向上は、お取引をスムーズにして、気持ちがいいお取引ができ、そのうえで売り上げが伸びて取引量が増えることが一番いいと思っています。今はコロナウイルスの影響で延期したり開催方法などを変更したりもしていますが、工場の方々に参加していただく「QC(Quality Control)ミーティング」も開催されており、そのタイミングでいろいろな工場様を回らせていただく機会がありました。今までメールのやり取りで進めてきたモノづくりの現場を実際に見ることによって、こういう方々がこういう場所で縫ってくださっているのだということもわかりましたし、その工程などを見て、もっとこういうパターンや仕様書、指示の出し方にしたほうがやりやすくなるのではないかといった考え方もするようになりました。また、工場のロビーやプレスルームなどに「こういう商品を作っています」と当社の商品を置いてくださっているのを目の当たりにした際には、お互いにいい商品を作ることができたんだなと嬉しくなるとともに、気が引き締まる思いがしました。パタンナーとしてはまだ駆け出しなのですが、取引先様の協力を得ながら、デザイナーに信用され、お客様に着心地が良い、シルエットが良いと感じていただける服づくりにまい進していきたいと思っています。特に今のような時代には、これまで以上に着心地の良い服が求められるようになってくるでしょう。シンプルだけれども袖を通した瞬間からテンションが上がるような服なども作っていきたいですね。ウィメンズを極めるのはもちろんですが、最近はメンズのディテールが入った服や、ジェンダーニュートラルの服なども増えています。当社が目指すべき商品は「トラディショナルマインド」のある服であり、本質を理解したうえでモノづくりをすることが重要だと感じています。今後も取引先様と同じ方向を見て良いモノづくりをし、結果、お客様にもお取引先様にも喜んでもらえるようにしていきたいと思っています。

取引先様価値の創造